それからというもの…
あたしは進級に不安を感じてた。
2月くらいからずっと遅刻してたから。

そんなあたしに君は
「遅刻せんと学校来いよ。
遅刻したらしらんで。」
ってさ。

その言葉に少し安心した。
それから毎日おはようって
言える時間に学校に行った。

そんな風にしてなんとか
3年生になれた。
それは君のおかげだよ。
なんて言えてないけどね。
これはあたしの秘密。