それから1ヶ月くらいたったある日…
授業に君が居なかった。

どうしてだろうって
気になって仕方なかった。
その日は何も聞けなかったけど…
すごく怖かった。
周りの教員からは
早退したよって告げられた。

次の週の月曜日…君を見かけた。
気になってたことの理由が
初めてわかった。
その時、あたしは
ショックでしかなかったんだ。
君もあたしと同じ痛みを
受けたことを…。
少しでも支えになりたかった。
どうしようか悩んだ末に

あたしが得意な手紙で
想いをぶつけよう。
そんな風に思って書いたのが
一枚の手紙。

それを読んだ次の日に
「ありがとう。嬉しかった。」
なんて言われると少し
あたしも嬉しかった。
なんか役に立てたのかなって。
ちょっとだけ君の笑顔に
近づけたのかなって思えたよ。