兄弟かな?





やっぱ近くで見るとめっちゃかっこよかった。






美夏はというと隣で固まってる。







「おーい、美夏ー。」






肩を叩いて呼ぶと正気を取り戻した。





「初ーやばかったね!」





興奮が抑えられない様子の美夏。






まぁ、誰もが認めるようなイケメンだから美夏がこうなるのはしょうがない。







優しかったし、またどこかで会えないかなぁー。






そんなことを考えながら買い物が終わり店を出る。







「じゃー美夏、ありがとねー。」





「いいよいいよーまた明日ー。」





美夏とわかれ、家に着いた。






家にはお母さんの車と知らない車があった。







あ、もう来てるんだ。







緊張しながら玄関のドアを開ける。







靴を脱いでリビングに入ると誰もいなかった。