俺は優を連れて病室に入った







「………」







「…………」







入った瞬間に沈黙ができた







「………えと…
優、」







名前を呼ぶと振り向きながら







「……
なーに?たいへい」







と、返してきた







俺は意を決意して聞いた







「あのさ、ここに……」







「うん?」







首を傾げる優を見て微笑みながら







「ここにさ、毎日来てもいいかな?」







と、聞いてみた







すると表情が明るくなり







「うん!!
嬉しい!
待ってる!」







と大きな声で言われて少し驚いたけど俺も、待っていてと言い病室を出た