『ピーポーピーポー』







鳴り響くサイレン、うるさくて眠れないと思っているとピタッと、やんだんだ







恐怖が襲ってきた







隣にいるお母さんを見るとお母さんも驚いたように起き上がり俺を見るとこう言った







「ちょっと、見てこようか?」







と、俺は急いで







「俺も行く!」







と、返すと羽織るものを持ってきて二人で外へ出た







他の家も同じことを考えたのか俺、千紗、和人の3人が外に出ていた







親は少し遅れて出てきた







俺達は皆、目の前の光景に息もできないほどに驚き固まった