すると、さっき一緒にいたあの綺麗系の女子がいた。

あの人も一緒のクラスだったんだ。

アム「蓮、あの人にも生徒会に入ってもらえるように話してみましょう!」

レン「…無駄だと、思うけど。」

アム「そんなことありません!早く行きますよ!」

私は蓮の腕を両手で掴んでひっぱりながら、その子のとこまで行った。

アム「あ、あの!」

私の声にビックリして、こっちを見た。

「あっ!あんた達さっきの!」

アム「は、はい!私、山口亜夢って言います。で、この人は神山蓮くんです。」

「あ〜、よろしく。私は小早川彩歌(こばやかわさいか)。」

アム「こ、こちらこそよろしくお願いします!あの私達、彩歌さんを生徒会のメンバーにするように頼まれまして…」

サイカ「はぁ!?なにそれ!あたし絶対生徒会なんて入らないわよ。ていうか、なんで敬語?」

アム「あ、これは誰にでも自然となっちゃうんですよ。まぁ、気にしないでください。それより彩歌さん生徒会に入ってください。お願いします!」

サイカ「い・や・よ!」

…即答ですか。

レン「…お菓子いっぱい食べれるし、昼寝いっぱいできるよ。」

さっきまで黙っていた蓮がしゃべりだした。