レン「……?」

この蓮って人とうまくしゃべれるか分からないけど、生徒会…入ってくれるといいなぁ。

ユウヤ「…で、どうなんだい?」


蓮は黙ったままだった。

しばらくたってやっと口をひらいた。

レン「…俺、あんまり生徒会とか関わりたくなかったけど…、条件のんでくれたらいいよ。」

それまで下をむいていた私は、ゆっくり顔を上げた。

…条件?

レン「…生徒会の仕事以外でも、…ここ来ていい?」

ユウヤ「あぁ、別に構わないけど。」

レン「…じゃあ、ここでポテチとかケーキとかクッキー食べていい?」

ユウヤ「ここは生徒会メンバーが自由に使っていい場所だ。飲食もして構わないよ。」

レン「…ここで昼寝していい?」

ユウヤ「あぁ。ただし生徒会のメンバーにならないと、今蓮の言ったことはすべて出来ない。それに、この生徒会室にも、そのメンバーしか入ることは許されていないからね。」

レン「……いいよ、入っても。」

え…!?
まさか今のが条件?

ていうか、どんだけ甘いの好きなの?

レン「…あ、またに仕事サボっていい?」

ユウヤ「それはダメ!」

レン「……。」

蓮は、ほっぺをプゥと膨らませた。