しばらくして、綾羽のお父さんが大きい段ボール箱をもってきた。

なんで、段ボール箱なんか持ってきたんだ・・・・・・・?

段ボール箱の中に、何か入っているのか・・・・・・?


「母さん、綾羽、流也君。そこに座って。」


俺たちは指定されたソファーに座った。



「・・・・・・あの、俺に見せたいものって?」


どうしても気になって、俺は口を開いた。


「今から見せる。・・・・・・綾羽、これに見覚えがあるか?」

「・・・・・・え?」


そういって、綾羽のお父さんは、段ボール箱からいくつかのDVDケースを取り出した。


「・・・・・・?」


DVD・・・・・・?

何で、DVDなんだ?


「・・・・・・あなた、まさかそれ・・・・・・。」


綾羽のお母さんは、驚いた表情をしている。

何のDVDだ・・・・・・?