「・・・・・・あ、流也・・・・・・。」

「・・・・・・。」


俺はしばらく、固まった状態で突っ立っていた。


綾羽の私服姿は・・・・・・すごく可愛かった。


ポニーテールにしてくくられた、サラサラの髪。

白いレースのワンピース。

腕に付けているピンクのブレスレット。

胸元で光っている、ルビーのネックレス。

ピンクの可愛らしいサンダル。


・・・・・・すごく女の子な感じがして、すごく可愛い・・・・・・。


「・・・・・・流也?」

「・・・・・・!あ・・・・・・。」

「どうしたの?」

「・・・・・・ごめん・・・・・・。・・・・・・あの・・・・・・。」

「?」

「す・・・・・・すごく、可愛い・・・・・・。」

「・・・・・・え・・・・・・。」


俺と綾羽は、お互い顔を赤らめた。

こんなセリフいうの、すごい恥ずかしい・・・・・・!


「・・・・・・べ、勉強始めるか!入って!」

「う、うん!おじゃまします。」


こうして、勉強会が始まった。