日がたって、日曜日になった。

今日は、俺の家で勉強会。

美緒と藤樹は、先に家に来ていた。


「一之瀬さん、ちゃんと来れるかな?来てくれるといいんだけど・・・・・・。」

「てかお前、地図の書き方へたくそなんだよ。あんなへたくそな地図見て、ここまで来れるやつがいたら、マジで奇跡レベルなんだけどな。」

「うるさいな!!!悪かったなぁ、へたくそで!!!」


俺は一応、綾羽に学校から家までの地図を書いて渡した。

たしかに俺、地図書くの、へたくそすぎたな・・・・・・。

ちゃんと来てくれたらいいんだけど・・・・・・。


ピンポーン♪


「!」

「来た?!」


俺は急いで、玄関のドアを開けた。