[流也SIDE]


















綾羽が家に帰っていった。

・・・・・・俺、昨日・・・・・・綾羽とシたんだ・・・・・・。

昨日の綾羽はとても綺麗で、潤んだ瞳がとても眩しくて、俺の名前を呼ぶ声がすごく切なく聞こえて・・・・・・すごく愛しかった・・・・・・。


『流也っ・・・・・・あ、私っ・・・・・・流也がっ・・・・・・す、好きっ・・・・・・。』

『綾羽・・・・・・好きだ・・・・・・。』


昨日のことが、頭から離れない。

愛しい人と、同じベッドで一緒に、体を重ねて寝て、朝起きたら、愛しい人が隣にいるのが、すごく幸せなことだったんだな・・・・・・。