「あ、葵ちゃんの弁当、美味しそうだね」
海人が、そういった
「ありがとう。お母さんが作ってくれたんだ。海人君のも美味しそうだね」
と、葵が言った
「あのさ、どうでもいいけど、お前ら、いつからそんなに、なかようなったんや?」
俺は、二人に言った
「なんだよ、光。ヤキモチ妬いてるんか?」
海人が、楽しそうに言った
「ば、馬鹿。別にそんなんじゃないで」
俺はそう答えると黙々と弁当を食べた
「光君、ヤキモチ妬いたの?可愛い」
葵が言った
「そんなんじゃない言うたやろ」
俺は、怒るようにそう答えた