「海人君、光君どうしたの?」
葵は、海人に質問をした
「さー?朝からあんな感じやねん」
海人は、分からなそうにそう答えると自分の席に座った
「光君、なんかあったの?」
葵は、心配そうに聞いてきた
「別に、なんもないで」
俺はそう答えた
「そう?なら、ええねんけど」
葵は、そう答えた
「いつも、こんな感じやで」
俺は付け加えると、荷物を机にしまった
「そっか、なら、いいか」
葵は、それ以上何も聞いてこなかった
(はー、どうしたんだ。俺は。別に、葵と海人が仲良くしてても俺には関係ないのに)
俺は、心でそう言った