(いさか……いさか…い…っ)
「「あ!あった!!」」
ん?
声がかぶったような……
かぶった声の方に振り向くと保育園から同じの"谷島 冬梨"(タニシマ トウリ)
がいた。こいつとはまぁまぁ仲がいい。
「お前、何組?」
「ん?1組、あんたは?」
「俺1組」
「離れたね、ま、あんたがいよーとどーでもいいけどね〜」
「誰に向かって言ってんの…?」
冬梨の顔が変わった
「そーんな怖い顔しないでよっと♡う♡り♡く♡んっ」
「うざっきも」
「はぁ!?」
ギャーギャー騒いでいると先生に怒られた
「あー怒られた。お前のせいだからな」
「うっさい。あんたもだろーが」
「へいへい」
いつもこんな感じ。
先生の声で皆、クラスの教室へと移動した。