「宇野ってさー、雰囲気怖いよね」


「は?」


「りっちゃん?急にどうした…」


「もうちょっと笑いなよ?もてないよ?」


「黙れよ」


「は、人がせっかくアドバイスしてあげてんのになんなのその口の利き方は!」


「余計なお世話だよ!」


「何よー!」



りっちゃん…やっぱり
誰とでも仲良いいなぁ…

宇野くんとあんなに打ち解けて…
いいなぁ…



「宇野くんって部活とか入るの?剣道部とか似合い…」


「えー、こいつに剣道部はないよ!もっとじみーな部活入りそー」


「お前さっきから失礼だからな!だいたい俺は部活とか興味ないし」


「ってことは帰宅部⁉︎やめてよね、一緒とか〜」



ほんと仲良いなぁ…



「…やだな…」


「もうほんっと宇野むかつく!」


「同意見だわ、イライラする」


「…」