「どうしたんですか?」
「ううん。照れた顔とかするんだなーと思って。何か人間らしいなって」
そう言うとクロースは柔らかな表情を見せながら頭を掻いた。
「ハンターですけど、人間ですから」
「そうだよね」
そして二人は笑いあう。
暫くの間、二人は穏やかな時間を過ごした。
クロースとは仲良くやっていけそうだな。