クロースの事をバースに言ったって仕方ない事だ。そう思ったヘヴンは別の事を聞いた。
「どうして何も言わなかったの?」
あれだけ言われればバースの性格なら、絶対反論すると思ったのに。バースはゴロンと横になり空を見上げた。
「んー?あいつには何を言っても無駄だと思ったし、何も言いたくなかったからな」
「クロースは悪い人じゃないと思うけど、あそこまで言わなくてもいいのに」