ヘヴンもそれに付いて行こうと足を踏み出した時、クロースの言葉で二人の足が止まる。
「バースさんも悪魔だと思うな」
「……」
バースが肩越しにクロースを睨み付ける。クロースはそれに臆する事なく、笑顔を絶さない。
「ハンターという職業柄どうしても気になって調べたんです。伝説の神人ってものを」
「……」
そしてクロースが語り始める。