「どうしてですか?こいつは悪ですよ?」
「命を奪えばいいってものじゃない。それに、私の言う事が聞けないならすぐにキンブリットに帰って。人を殺すなら私はクロースと組めない」
厳しい視線で言うとクロースは暫くヘヴンを見つめ、バースからゆっくりと剣を離し、しまった。クロースが攻撃しないと分かったバースも神剣を鞘に収める。そして氷漬けの男を指差す。
「この氷、すぐに溶かせ」