2人は、週の真ん中の水曜日は一緒にお昼を食べるようになっていた。
幸輝は、両親が共働きの為、コンビニや学校の購買で買ったパンやおにぎりを食べていることが多かった。
一緒にお昼を食べる水曜日だけは、梨紗が幸輝のぶんのお弁当を作るようになった。
梨紗は、毎日でも作りたかったけれど、幸輝がさすがにそれは悪いと言うので、水曜日だけ作ることにした。
付き合っていても、一歩踏み込むことで初めて知ることもあるんだなぁと、梨紗は思った。
屋上で食べたり、中庭だったり、部室の横の花壇の前だったり…。
自分が作ったお弁当を、大好きな人がおいしいと言って食べてくれる。
それがこんなに嬉しいことだとは思っていなかった。
梨紗は、おかずやお弁当の本を買っていろんな料理を勉強した。
その時間もまた、楽しかった。
穏やかに、充実した毎日を過ごしていた。
幸輝は、両親が共働きの為、コンビニや学校の購買で買ったパンやおにぎりを食べていることが多かった。
一緒にお昼を食べる水曜日だけは、梨紗が幸輝のぶんのお弁当を作るようになった。
梨紗は、毎日でも作りたかったけれど、幸輝がさすがにそれは悪いと言うので、水曜日だけ作ることにした。
付き合っていても、一歩踏み込むことで初めて知ることもあるんだなぁと、梨紗は思った。
屋上で食べたり、中庭だったり、部室の横の花壇の前だったり…。
自分が作ったお弁当を、大好きな人がおいしいと言って食べてくれる。
それがこんなに嬉しいことだとは思っていなかった。
梨紗は、おかずやお弁当の本を買っていろんな料理を勉強した。
その時間もまた、楽しかった。
穏やかに、充実した毎日を過ごしていた。