「もう決めたの」
同じリアクションをした2人を見て、笑いながら梨紗が言った。
梨紗は、ここ何日間か考えていることがあった。
――これからどうすればいいのか?―――
先輩と仲良くなったと言っても、前より話すようになっただけ。
それも、部活の始まる前とか、廊下で会った時とか…限られたごく短い時間だけ。
休み時間のたびに先輩のクラスに話しに行く…なんてことは、さすがにできない。
同じクラスだったとしたら、少し違ったかもしれない。
もっと話したい。
もっと先輩のことを知りたい。
もっと距離を縮めたい。
想いは強くなっていくのに、学年が違って接点が少ない為、これ以上どうすればいいのか……
その方法に、限界を感じていた。
同じリアクションをした2人を見て、笑いながら梨紗が言った。
梨紗は、ここ何日間か考えていることがあった。
――これからどうすればいいのか?―――
先輩と仲良くなったと言っても、前より話すようになっただけ。
それも、部活の始まる前とか、廊下で会った時とか…限られたごく短い時間だけ。
休み時間のたびに先輩のクラスに話しに行く…なんてことは、さすがにできない。
同じクラスだったとしたら、少し違ったかもしれない。
もっと話したい。
もっと先輩のことを知りたい。
もっと距離を縮めたい。
想いは強くなっていくのに、学年が違って接点が少ない為、これ以上どうすればいいのか……
その方法に、限界を感じていた。