「何ソレ(笑)」
奈津樹はティラミスを食べながら言った
「てかさ、麗也と蓮くんなかいいらしいなぁ」
「知らんかった」
「沙耶もびっくりした。」
「蓮くんも、顔広いねんなぁ」
「あ、麗也と大が2けつでバイク乗せてくれるって」
「今日?」
「うん。奈津樹も行くやろ?」
「行くー」
奈津樹たちのグループは、あくまでも犯罪になることはあまりしない
お酒は別として、バイクはちゃんと免許をとる
2けつ用のバイクの免許も持っている

奈津樹も車の免許をとる予定だった
友達が無免許で事故死したからだ…
それからは無免許運転はしたことがない

「麗也たちのとこ行くか」
沙耶と奈津樹はカフェを出て、麗也たちのいる場所に行った

「奈津樹〜、こっちやで」
「今日はどこまで?」
沙耶が聞いた
「春の海に行こか」
大が言った
「いいでー」
奈津樹と沙耶はそれぞれ、後ろに乗った

「はい」
大は奈津樹にヘルメットをかぶせた
「さんきゅ」
「出発じゃ〜!」