「おっ♪奈津樹ちゃん」
奈津樹は大翔と会っていた
「やっほ」
「めちゃ嬉しいわ!」
「へへ…」
「お願いがあるんやけど」
「ん?」
「俺と…デートしてくれん?」
「いいよ」

奈津樹ですら、自分の言ったことに驚いていた

「まじで?!」
「まじで(笑)」
「やばっ!ばり嬉しい!」
大翔はかなり喜んでいた

もう…忘れよう
今なら大丈夫
諦めれる…まだ…大丈夫



紗理奈が和樹の家に来ていた
蓮も来ていた
「俺の家は溜まり場か!」
「和樹くーん許してよ笑
沙耶も奈津樹も予定ありやってんもん」
紗理奈はふくれながら言った
「そうなんすか」
「だから、和樹くん家来た☆」
「分かりました〜」
「蓮くーん?落ち込みすぎ」
紗理奈は蓮のほっぺをつねった
「いや…まじで最悪っす」
「あっ!」
紗理奈は思い出したように言った
「どうしたんすか?」
和樹が聞いた

「奈津樹…大翔くんと会ってるんや!」
タバコを吸っていた、蓮の手が止まった

「まじ…?」
「あ…、ごめん」
「大丈夫っす。もう俺嫌われたんで、関係ないっすよ」