「でも…、帰りに蓮に会った」
「それがどうしたん?」
沙耶が不思議そうに言った
「いや…。あたし言い訳しとった…」
「へ?」
紗理奈は不思議な顔をした

「別に蓮に言い訳する必要ないのに」
「あ〜☆」
紗理奈は嬉しそうに言った
「何!?」
「奈津樹は蓮くんに、惹かれてる証拠やん☆」
「え…?」
紗理奈は1人で、『キャー』とか騒いでる

「やっと気付いたかぁ〜」
沙耶も嬉しそうに言った
「最近、蓮くん見かけたら奈津樹目で追っとうし、蓮くんが他の子と喋っとったら嫌な顔してるやん☆」
「気付かんかった…」
「気持ちはよ伝えれたらいいのになぁ♪」
「うん…」



今日は紗理奈とショッピング♪
「これ可愛い〜♪」
「これ買うしっ☆」
とか言ってたら、10着くらい買ってた

『のどかわいたー』の紗理奈の声でマックに入った

二人ともジュースを頼んだ

「あれ?蓮くんやっ」
紗理奈は飲んでいたジュースをテーブルに置いた

「蓮く〜ん!」
紗理奈がばかデカイ声で呼ぶ

「あっ、紗理奈さん。奈津樹も」
その時、奈津樹が目にしたのは…
蓮の隣にいる…女
繋がれた…手