「ありえん…」
蓮は怒りながら言った

「落ち着け」
「無理やわっ。もう…俺なんか、興味ないって分かった」
「そんなん決まってないやん」
「だって…俺が好きって知ってんのに、忘れるために俺のこと見てくれたってええやんけ」
「友達の紹介ってゆうてるやん」
「俺…、心とデートする」
「あんまヤケになんなよ」
「…んなな」
蓮は家に入っていった


あいつ…奈津樹ちゃんに惚れすぎやろ笑
他の女見るとか、出来るんかよ
和樹も帰って行った



奈津樹は家に帰ると、大翔からメールが来ていた

《今日はいっぱい喋れてよかった
また遊ぼな》

《うん、また遊ぼ》

《俺、本気やから》

《はい》


「まじでぇ?!」
沙耶と紗理奈は教室で、大きな声を出した

「声でかいねん」
奈津樹は口に人差し指を立てて当てた

「あんたどんだけモテんねん」
紗理奈は呆れながら言った
「あ〜あ!沙耶もモテたい♪」