奈津樹は考えていた

そろそろ他の人も見なあかんなぁ

「奈津樹が男受け入れるとか、珍しくない?」
香織が笑いながら言った
「そうか?笑」
「うん、ばり男嫌いやったやん?」
「んまやなぁ笑」
「奈津樹も成長したなあ!」
「うん」

香織の携帯が鳴った

「ごめんっ」
「うん」
「もしもーし!あっ、大翔?えっ?うん、ちょっと待ってなぁ」
「奈津樹のこと好きな子、乱入していい?」
「あ、うん」

「いいで〜!うん、そうやで。分かった、ばいばーい」
香織は電話を切ると、にやけて奈津樹を見た

「なっ何?!」
「もう大翔ばりベタ惚れしとうからな〜♪」
「…」
奈津樹の顔が赤くなった

「照れるなよ〜」


15分くらいして、大翔がきた

「ひろ〜っ」
「おっす…」

…かっこいいかも笑

「奈津樹やで!こっちがひろと!」
香織は嬉しそうに言った

「よろしく…」
「うん」
大翔は照れながら言った

30分くらい喋ると、だいぶ溶け込んだ