「そうやなー」
「てかさ〜…」

久しぶりにたくさん語って解散した

帰り道 奈津樹の携帯が鳴った

「はい…」
「奈津樹〜?香織やでー」
「久しぶりやなー」
「今から語れる?」
「おっす。どこ行けばいい?」
「公園来て」
「ばいちー」

奈津樹は化粧直しして、スウェットに着替えて
家を出た

「奈津樹〜」
「香織や」
「久しぶりやなあ」
「うっす」

二人はベンチに座った

「大地、元気〜?」
香織が話題を振った

「別れたで」
「嘘やんっ?」
「まじまじ」
「んまかぁ…」
香織は寂しそうな顔をした

「うん」
「大地、最近顔広いなぁ」
「確かにな。」
「悠哉とかとも知り合いなんやろー?」
「まぁ、縁切ったけどな。そのうち顔せまなるで」
「奈津樹の力はごついなぁ笑」
「そっか?」
「あたしらの学校の子で、知らん子おらんで。」
「ありえんありえん!」
「ほんまやし〜!」
「せやっ!あたしの男友達が、奈津樹に惚れてんねんよ〜。アドだけでも、交換してあげてくれん?」
「…いーで」
「うっしゃ!ありがとう」