「疲れたぁ〜…」
奈津樹は腕を伸ばし、あくびをした
「ずっと寝てたやん(笑)」
「そやな(笑)」
「あ、1年で岡本 蓮っていう、不良おるらしいで」
「ふーん。」
「顔ばりかっこいいらしいわ(笑)」
「そっか。明日見たろ」

奈津樹と沙耶はマックに入って行った



「ヤバい…」
「どうしたん?」
蓮の言葉に、和樹が反応した
「一目惚れや…」
「誰によ?」
「鈴木…奈津樹」
「あの鈴木奈津樹?不良やんけっ」
和樹は驚いたように言った
「まじ惚れた…」
「んだら頑張れよ」
「やっべ〜…」
「歳ちゃうやん」
「なぁ…」
蓮は寂しそうに言った
「あれやん!」
和樹はマックの中にいた、奈津樹たちを指差した
「まじやん…」
「うっしゃ、行くぞ!」
和樹と蓮はマックに入った

「あ…あれやで、岡本蓮」
沙耶は指差した
「あれか〜…まぁまぁやん(笑)?」
「なんか…こっちきたし」
「ほんまや」
「あの〜」
和樹が2人に声をかけた

「何〜?」
沙耶は優しく言った
「西高ですよね?」
「うん、3年やで」

奈津樹は男嫌い
全然 男と喋らない

「一緒していいすっか?」
「ええで★」
和樹の問いに、沙耶は笑顔で答えた