奈津樹は朝起きて、重い足取りで学校に行った

「奈津樹〜?遅いで!もう3時間目やんっ」
沙耶が言った
「ごめん…、寝不足やわ」
奈津樹は頭をかきながら言った
「今休み時間やから。」
「うん」


「奈津樹ちゃん」
クラスの子が話しかけてきた
「何?」
「呼んでる人がおるんやけど…」
「誰?」
「分からん…、他校の子かな?」
「ありがと。沙耶ちょっと行って来るわ」
「うん」
奈津樹はドアに行った


「どうも、高橋奈津樹さん。」
目の前にいたのは、昨日の女だった

「何?入れたん?」
「まぁ…」
「えらい強気やんっ(笑)」
「てかぁ…美穂、大地くんとヤっちゃった♪」
「え?」
「奈津樹さんがヤらしてくれんって…」
「大地が?」
「かなり、たまってたみたいやね」
「ふーん」
「美穂ぉ大地くん好きなんよぉ!だからもらってくよ?」
「分かった、勝手にすれば」
「悔しーやろ?」
「お前、生意気な口たたくなや?」
奈津樹は美穂の胸ぐらを掴んだ