つ…つまり…えっと、その… 私はバッジを拾ってくれたイケメン君と大勢の女子生徒達から逃げてるんだよね? しかも…私は腕を掴まれたまま… どんどん入学式を行う体育館から離れていく。 校舎の方に向かって陽向君は走っている。 でも走っている方向からも数人の女子生徒が現れた。 「「キャーーーーー♡♡」」 「まじかよ…」