「なに?」

「え?」

え、もしかして陽向って…

「俺の名前今呼んだだろ?」

ひ、陽向っていうんだ…

「あ、いや、別に…」

「「キャーーーーー♡♡」」

「えぇぇえぇ!?」

周りにいた女子生徒達ほとんどが私と陽向君の方向に向かって一気に走ってきた。