「やば……死ぬ…」

「いっぱい走っちゃったね…。は…。苦しー。」

「てか、考えてみれば、東校舎から西校舎まで最低5分はかかるんだよね。4秒なんか無理ゲーだゎ(笑)」

「あは。そうだったね(笑)」

「歩きましょー。岬さん?」

「そーだねー。」

「いやー、やっぱ東校舎はうるさいわ。ゴミ散らかりほーだいだしね。」

「ねー。西校舎の方がきれ…………って!!あぁー!!!」

「なになになになに??」

「あたし、わざわざ謝りに行ったのに、謝られに行ったみたいじゃん!!」

「…………確かに(笑)」

「わーん!さいてー!!(泣)」

「大丈夫だってぇー。そーゆーこと気にする人達じゃないって。」

「そーかなぁー。」

「そうそう!!また今度あったらさ、言えばいいじゃん??お礼。」

「んー…………そうだね。」

「よし!今はそんなことよりも、先生になんて言い訳するか考えましょ。」

「あ…………(笑)」