「華??」

「なに?」

「あの人達と知り合いなの??」

「あぁーあの人"達"ではなくて、あの4人の集団の中の1人が、幼なじみってところかな…。」

「へぇー。なんか、あの人達が窓から飛び出してきた瞬間、女の子たちがみんなキャー!って、言ってなかった??」

「え?!もしかして岬、あの軍団知らないの?!」

「え?!みんな知ってるの??」

「うっそ!!知ってるも何も有名だよ
!まぁ、あの軍団の中にうちの幼なじみがいるから知ってるようなものだけどね。」

「どんな人達なの??」

「あの軍団の、4人、全員イケメンじゃなかった??」

「あぁ、そう言えばかっこよかったかも…。」

「チャラいでしょ?んでイケメン。モテないはずがないわけよ。」

「そ、そうなんだ…。」

知らなかった……。

「イヤイヤ、まさか知らない人がこんなにも身近にいたとゎ…」

「名前、教えて??」

「んーと、うちの幼なじみが、西崎 佳織、んで先生と張り合ってたのが、泉 萌、
めっちゃおどおどしてたのが、松本 藍、んで、岬に話しかけてたのが、リーダー格で一番人気の佐藤 麗。」

「え!あたし、リーダー格に話しかけられてたの?!」

「え…うん、そうだね(笑)」

「ん……??麗君、佳織君、萌君、藍君……て、みんな女の子みたい!!」

「そーなんだよ!ちゃらい、イケメン、女の子みたいな名前、これがモテる三要素だから(笑)」

「そうなんだ(笑)あたし、心配してもらった人の名前も知らなかったなんて!!お礼、言いに行きたい…!!」

「いい人だなー。岬は。よし!除光液のお礼!!一緒に行ってやる!!」

「ほんと?!わーい!!」

「わーい!!(笑)」