「岬ー！」
「あ、華！！おはよう！」
「おはよ！！あ、そう言えば、昨日、麗と夜会ったの？？」
「会ったっていうか、たまたま会ってちょっとお話を……」
「そっかそっかー。じゃあお友達になれたんだね！」
…"友達"……
「うん！そうなの！！だから、もし朝会えたら、おはようっ！って言いたい！！」
「そうだねー。会うといいねー♪」
「うん！！」
「でも、昨日なんの話したの……………ってあれ？？」
「ん？？」
「麗じゃん！！」
ドキッ……
「あ、わ、こっち来てる……」
「お、おはようって言うチャンス到来！」
「長澤さん！」
「さ、佐藤君！おはよう！！」
「おはよう。元気いいね（笑）」
「麗おは。」
「華もおはー。」
「この子が岬ちゃんかぁー！」
「えっ……」
「あれー！藍ちゃんだ！」
「華ちゃんだぁー！」
「あ、俺、松本 藍！よろしくね！岬ちゃん♪」
「あ、よろしくお願いします。」
「もぉー岬ちゃん見つけてから麗、いきなり走り出すんだもーん。びっくりしたよ！どうしたの？？」
「え…。」
「んー。なんか、もっと話してみたいなーと思ってたら、たまたま会ったから、話しかけようと思って。」
……え？！え、どういう事？！
「うわー。なんかロマンチック。（笑）」
「だろ？（笑）」
「あ、俺たち、先生のところ行かなきゃいけないから。またね！」
「うん！」
「…あ！」
「長澤さんどーしたの？」
「わ、私も！同じ！佐藤君に、会いたかったよ！もっと話もしたいなって！思ってたよ！おはようって、ありがとう！……は、華、行こうっ！！……///」
「え！ちょ！岬っ！！」
………あぁ。私、佐藤君のこと、好きなんだ。
