廊下に出たら男子が1人。
「あのさ、蒼依。お前の好きな人って誰?」
初めて聞かれた言葉。今まで髪の毛か目の事しか聞かれなかったのに。
「好きな人は…誰だろうね。」
私は曖昧に答えてみた。だって正直に言ったらさ、津玖君なんて敵多いし。私みたいなぶすは無理だし。
「そっか、わかった。それだけ。じゃーね」
男子が帰っていった。
先生が廊下から急いで教室に入った。
「みんな!緊急ホームルームをはじめる!早く席につけ!」
緊急ホームルームなんて初めてなんだけど。みんな一斉に席に戻り先生を見始めた。
「あのな、睦美が退学になったんだ。いきなりで驚いていると思うが、睦美は図書委員で、図書委員がいなくなるんだ。やりたい人いるか?」
睦美は不良。タバコ吸ったりしてる子。
図書委員は人気がないんだよね。放課後2時間もある仕事だから。といきなり先生が私を指さした。
「蒼依、どうだ?」
え、めっちゃびっくりなんだけど。私はとっさに
「え、あ、はい」
答えてしまった…
「じゃ、今日からよろしくな!」
ま、暇だし。暇つぶしになるか。
これから放課後=図書委員の仕事が始まる。
「あのさ、蒼依。お前の好きな人って誰?」
初めて聞かれた言葉。今まで髪の毛か目の事しか聞かれなかったのに。
「好きな人は…誰だろうね。」
私は曖昧に答えてみた。だって正直に言ったらさ、津玖君なんて敵多いし。私みたいなぶすは無理だし。
「そっか、わかった。それだけ。じゃーね」
男子が帰っていった。
先生が廊下から急いで教室に入った。
「みんな!緊急ホームルームをはじめる!早く席につけ!」
緊急ホームルームなんて初めてなんだけど。みんな一斉に席に戻り先生を見始めた。
「あのな、睦美が退学になったんだ。いきなりで驚いていると思うが、睦美は図書委員で、図書委員がいなくなるんだ。やりたい人いるか?」
睦美は不良。タバコ吸ったりしてる子。
図書委員は人気がないんだよね。放課後2時間もある仕事だから。といきなり先生が私を指さした。
「蒼依、どうだ?」
え、めっちゃびっくりなんだけど。私はとっさに
「え、あ、はい」
答えてしまった…
「じゃ、今日からよろしくな!」
ま、暇だし。暇つぶしになるか。
これから放課後=図書委員の仕事が始まる。