「ねね、君可愛いね♪」 「そうですか。有難う御座います」 私はそう返してすぐに歩きだした。 すると、声をかけてきてくれた男子生徒がすっと手で前を遮った。 「なに?ちょっと冷たくない?」 「私は、勉強をするために高校に来ているので」 私は再び歩き出した。 彼は結構顔は良い方だと思うが、私は興味ない。 興味ないように見せなきゃいけない。 私は、簡単な気持ちで付き合ってフラれたくない