え!!!!


その声に目をやる。

未祈!?!?

未祈って…


未祈ちゃん!?!?





うそ…どうして!?

あの未祈ちゃんが…ピンクベージュ!?!?


ビックリした…
全然変わっていたから…
スマートになって髪は伸びて、あの黒髪はやっぱりピンクベージュ…


それに未祈ちゃんは読モをやっている…
見つからなかったのはそのせいだ…


どうして…

さっきの冷たい目は何??


未祈ちゃん変わっちゃったよ…






バシンッ!!!!!!




え!?!?!?

突然オレンジブラウンが紙を持って歩きだし、未祈ちゃんにあてた…

そして…
口を開く…



「おめーらさ、調子のりすぎじゃん??だよなー?」


そう言った瞬間、窓側は立ち上がって「イエーイ!」と叫んだりガッツポーズをしている。



その瞬間だった…




未祈ちゃんは立ち上がる

そしてニコッと笑って…




ゴミ箱を、オレンジブラウンに頭からかぶせた…




「ゴミは、すぐ排除だよ。」

笑っていない、冷たい目で…そう言った。




その瞬間オレンジブラウンはキレて、2人はゴミ箱や掃除道具の投げ合いをしだした。



どうして?

その瞬間窓側、廊下側は喧嘩を始める。




あ………

あたし気付いた…




今この時点で気付いた…




このクラスは、オレンジブラウンとピンクベージュの、窓側廊下側で、組ができてるんだ………。








そう…


ここは…



女の戦場だ