「あたしは……………やっぱりどっちかに入るべき?」



あたしは口を開く。




「もちろん、うちらだよね…梨香?」

心配そうに見つめる未祈ちゃん。

「真ん中にいたら、反感くらうだけだよ…梨香ちゃんのことは守るから!てか梨香って呼ぶね~★」


「あ…そうだね…。あたしも皆下の名前で呼ぶね!!」


あたしは複雑な表情をかくし答えた。


あたしは…
皆と仲良くしたいんだよね…

それを言ったら…どうなる…?。
怖いよ……





教室を出て昼休み。

あたしは、一人で職員室に。


すると…




「転校生~!!??今日あんな乱闘ごめんね…(汗)」


ゲッ!!

野村組??



「あたし、芽依だよ~!!。」

その子は稲葉芽依。
明るくはっちゃけたギャル。
目クリンクリンッ!
綺麗なまつ毛に、耳横のツインテールがフワフワしてる。


フレンドリーなあたしに気さくに話しかけてくれた。

でも、回りの複数はあたしと距離を置く。

まだ信頼されてないもんねっ…


あたしは寂しげな笑いを見せた。





あたしは皆と仲良くなりたい…
あたしは皆と…




無謀かなあ…







あたしは芽依とたくさんいろんな事を話した。



このあと起こることなどしらずに……。