毎日校門の前で 待ち伏せされたり、 休日には誰から聞いたのか 俺の家に訪ねて来たり。 さっきのように 大々的に告白されて、 帰り道には決まって 花束を渡されるのは もう慣れた事だ、と言えば 大まかな月島の奇行を分かって頂けるだろうか。 「付き合って下さいイイイイイ!」 後ろから叫ばれる 青春さながらの声を無視して 俺は同じバスケ部の友人と帰路につく。 ...これが俺の日課。