神雷の力、見せてやろうじゃねぇか。 待ってろよ、雫。 今、助けに行くから。 「――いつでもかかってこいよ」 ブラックのやつらが、戦闘態勢に入った。 俺たちは目を合わせ、アイコンタクトで会話する。 「行くぞ、お前ら!!!」 俺の叫び声で皆が動き出した。 それは、まるでゴングのように合図のように。 雫を助けるために、守るために、 俺たちは、走り出した。