10秒も経っていない。


音もしていない。




静かに、とてもつもなく速く、私の攻撃を受けていたんだ。






『次は、三銃士が相手してくれるの?それとも、お父さん?
 ……なんかめんどくさいな。一気にかかってきなよ』






そうすれば、時間短縮になるしね。


そのほうが都合がいい。





ほら、すぐ終わらせてあげるから、かかってきなよ。






私は四人に手招きをして、ニヤリと笑う。






『行くぞ……!』



三銃士の三人が、ついに動き出した。




私に近づいてくる三銃士。


動きが速い。




下っ端や幹部とは比べ物にならない。