「どうしてそこまで言ってくれるの?」 まるで夢のような、優しい言葉をかけてくれた竜。 だけど私は、そんなことを言われるような人間じゃない。 それに私がここに居候している本来の理由は、博に頼まれたから。 なのにどうしてそこまで……。 私を本当に仲間だと認めてくれたの? でも、私は認めてもらうようなことしてない。 ねえ、どうして? 「んなの、好きだからに決まってんだろ? それくらいわかれ、バーカ」