次の日。 「しーずくちゃんっ」 「あ、郁人くん。おはよう」 「おはよ~♪」 朝、まだ眠いと思いながら目が覚めて、顔をふと横に向けると、郁人くんがいた。 …………ん? 「え、郁人くん!?」 やっとパッチリと目が冴えてきた私は、ガバッと上半身を起こす。 え、え、え…!? なんで郁人くんが私の部屋にいるの!? もしかして、寝顔見られた!?