「ん~何時?」


やっぱり寝てしまった。毛布が被せてあり、電気は消えていた。


「げっ?!2時?!丑三つ時じゃん…最悪…学校の用意してないし…」


どうして起こしてくれないの…?


お母さんに腹が立った。


「ババア…」


ブツブツいいながら教科書をカバンに放り込んだ。