しちょう…?
この時の私には分からなかった

そう言って、涼太くんのお父さんに車で私のお家まで送ってくれた

ピンポーン…

「りん!どこ言ってたの!?探して、警察に言おうかと…あっ!市長さん!!もしかして…」

ママはすごく今でも泣き出しそうに私を抱きしめた

「高石です。ここの市長しています。それで僕の息子が凛ちゃんを見つけて…」

「すいませんでした!ありがとうございます!!」

「いえいえ。ではこれで失礼します」