それから1週間後の日曜日。私・麻李華・蓮くんと一緒に麻李華の家で遊んでいた。
「……ねぇ弥生、……いじめられてて悔しいとか思ったことないの?」
「え? ……うん、あるよ」
「じゃあさ、……あの3人に復讐しない?」
え……!?
「お前……、冗談だろ? あいつらに敵うわけ……」
「あら私、財閥の娘だし力はあるわ。それに、復讐なんて簡単よ? 今まで弥生がされてきた事を私達でするだけだもの。どう? やってみない?」
麻李華って財閥の娘だったの!?!?……でも、少しは復讐してみたいな……。
「……うん、やる。蓮くんもやろうよ」
「え゙……。……もう、どうなっても知らないからなっ!?」
「大丈夫よ。わたし、失敗しないから。……で、まずは……」
そのあと、3人で花梨達にどうやって復讐するかを話し合った。