「苦しいんやけど」汗

「あ、ゴメン」

翔太は少し手の力を緩めてくれた。

「めっちゃ幸せやわぁ」

「ウチもっ!」

「祭りん時の話やきもちしとったん?」

「うっさい!」

「かわえーなぁ」

「やって…めっちゃ悲しかったんやもん。家帰っていっぱい泣いたし」

「そーなん?ゴメン」

「いやや!」

「どーしたら許してくれる?」