京「………っ!」



翔「……っ気をつけろよ……」


京「翔……っ!?」




「……分かってるよ。私がそんなヘマすると思う?」




泣きそうな顔をしながら笑う怜香の目には、もう光なんて写っていなかった。






「___10分以内だからもう行くね」




じゃあ、と言い残すとドアに向かって歩き、








___パタ…ン








静かにドアを閉めた。