「あ、えっと…」


私が辺りを見回すと

「プッ、バカじゃね。

後ろだよ。」

と私は髪の毛を誰かに引っ張られた。


あれ、この声は……


「田螺君っ!!!

 靴、とってくれたの?

ありがとう!」