「…ぅッ… ヒック 」
本棚に囲まれた
少し重い空気の書庫
…眠れるどころか
マンガにハマってしまって
床に座り込み、読みふけってしまった…
「はぁ… 次の巻…」
…にしても
マンガあるとか意外…
――― でもないのかな…?
『屋敷』がある場所は
そういうメッカだし
もしかしたらアサノさまは
子供の時から、ここに住んでたのかも
…小さい時のアサノさまって
どんな感じだったんだろ…
"16歳だったらなぁ"…そうもいってた
私と同じころのアサノさま
ちょっと見てみたいな…
…そうだ!
アルバムとか
卒業文集とか、どこかにあるかな…